今回は『YAWARA!』や『20世紀少年』で知られている浦沢直樹さんのおすすめアニメ作品、『マスターキートン』のチャプター20「臆病者の島」について
『あらすじや感想、漫画とアニメの違い』など紹介します!
この話は1話完結なので🔰の方にもおすすめです!
この記事を読むと
😄マスターキートンがどんな作品かわかる!
😄漫画しか知らない人にもアニメの魅力が伝わる!
😄知ってる人も「また見たい!」と思える!
それでは、さっそく、詳しく見ていきましょう!
【作品紹介】
タイトル: MASTERキートン
連載期間: 1988年~1994年
掲載誌: ビッグコミックオリジナル(小学館)
単行本: 全18巻
アニメ化:
・放送期間: 1998年
・放送話数: 全24話(日本テレビ系列)
・追加エピソード: 新たに15話が制作され、全39話
主人公の平賀・キートン・太一は、考古学者であり元SASのサバイバル教官という異例の経歴を持つ男。発掘費用を稼ぐためロイズの保険調査員を副業とし、その経歴を頼られ様々な依頼が舞い込む。冷戦直後(1990年代初頭)の社会情勢が描かれる点も見どころ。
【登場人物紹介】
イギリスと日本のハーフで、父は日本人、母はイギリス人。
今回は知り合いのホテルを訪ねている。
★エリック(CV:楠大典)
父からホテルを引き継いだ2代目。
だが本人はホテルの経営は向いてないとし、英国陸軍に所属している。キートンのことを尊敬している。
★フォスター(CV:滝口純平)
エリックの父の知り合いの老人。酒好きで時折、ホテルの女性スタッフにセクハラをしている。
★ヘルマン(CV:若本規夫)
団体客のリーダーで不穏な動きを見せている男。
【今回の舞台】
スコットランド、キャロウ島
スコットランドはイギリスの北部に位置しています。キャロウ島に関しては調べてみたところ、キャロウ島という島はなくルイス島の一部にキャロウという地区があるそうですが、おそらくは作品上の創作と考えられます。
(出典:紀行地図)
【あらすじ】
スコットランド、キャロウ島――
干潮で本土との間に道が現れたこの島に建つホテルで、キートンはエリックと話をしていた。
エリックはホテルの現オーナーだったが、ホテル経営には興味がない様子だった。
「私の夢は、父やキートンさんのような勇敢な男になることです!」
そう熱く語るエリックの横で、宿泊客の老人が女性スタッフにセクハラをしていた。エリックは舌打ちをする。
「父の知り合いらしいが、困ったじいさんだ。」
その時、宿泊客の数人がホテル外の桟橋へ向かうのが見えた。
「彼らは?」
キートンが尋ねると、エリックが答える。
「宿泊客だと思いますが、ドイツ人でしょうかね。」
やがて満潮となり、本土への道は海に沈み、キャロウ島は完全に孤立した。その時、不意に銃声が響く。音のする桟橋へ向かうと、男が2人倒れていた。
ひとりは既に死亡しており、もうひとりは重傷だが辛うじて息があった。男は「ルパード刑事」と名乗る。
キートンとエリックはルパード刑事をホテルに運び、手当を頼もうとスタッフに声をかける。しかし、スタッフは怯えた表情を浮かべるだけで動かない。エリックが再び声をかけようとした瞬間、背後から拳銃を突きつけられた。先ほどの「ドイツ人団体客」たちだった。
実は彼らはポーランドマフィアで、桟橋で殺された男と不正な取引をしていたのだ。そこへルパード刑事が現場を押さえに来たが、返り討ちに遭ったのだった。
マフィアのリーダー、ヘルマンが冷たく言い放つ。
「干潮になるまで部屋で大人しくしてもらう。約束を破った者は死体となってもらう。」
しかし、ルパード刑事の容体は危険で、干潮までの6時間を持ちそうにない。連絡を取ろうにも、ヘルマンたちの監視が厳しい。キートンとエリックは決断を迫られていた。
【漫画とアニメの違い】
基本的な構成は一緒ですが、いくつかセリフやシーンが追加になっています。
【感想、見どころ】
★臆病者とは?
臆病者と聞くとどうしてもマイナスのイメージを抱きがちです。
ですが、本当にそうでしょうか?
勇敢とは?臆病とは?
今回のエピソードはそう言ったテーマが込められています。
★ポーランド・マフィアが思いのほか優しい
お酒を持っていくことを許可したり、お水をくれたりマフィアなのに意外に優しいです(笑
あるいは彼らなりのプライドがあるのでしょうか?
【今回の学び】
★リボルバーについての知識
リボルバーはオートマチックよりも玉詰まりが起こりにくいとされています。
しかし、リボルバーにも弱点があります。
リボルバーのシリンダー部分を手で強く押さえるとシリンダーが回転しなくなり発砲できなくなります。
文章ではわかりづらいので実際に見ることをお勧めします!
【最後に】
いかがでしたか?今回はネタバレを避けるためにあまり記載できませんでしたがマスターキートンの中でも屈指のエピソードで私も大好きなエピソードのひとつです!
よかったら見て下さいね!
最後まで読んでくれてありがとうございました!